ティッシュ配ラーの複雑な気持ち
鉛直線?からこちら方向に30度の角度で、鋭く腕を伸ばすティッシュ配ラー。
なぜそんなに下の方に、なぜそんなにクイックに差し出すのか。
こちらのリーチを長く見込んだ?
(別に渡したかったわけじゃない)という言い訳が後で自分の中で可能なようにしておくことで、受け取ってもらえなかった場合の精神的ダメージを抑えるため?(それにしては断固とした仕草で強い意志を感じさせるものだった)
突き出された手は、あまりに激しく、なのにあまりに控え目。
「もし気が向いたらでホント全然かまわないんだけど!是が非でも!よかったらコレ受け取ってほしいのよ!このあたしの気持ちに気づけよコラ!無理にとは言わないけど!こちとら伏してお願いしてるんだよ!でも気にしないでいいんだからね!」
と試みにアテレコ。いや、実際にはかなりクールに「シュタッ」とキレのよい動きだったんだけど。
微妙に微笑みを浮かべて受け取ると、
「ありがとうございます」とかでなく「よろしくお願いします」と。
見ずにバッグにしまったので、他のティッシュと紛れてしまい何をよろしくお願いされたのか今となっては。
真顔でシュタッと低い位置、後で人に真似してみせたら爆笑されました。
心底どうでもいい話。