人と交流していて


 思うんだけど、自分のコアな部分は小さな頃から変わらないなあ。

 成長しないとかでなく、ひとつのある類型なんじゃないかと思う。のほほんとしていて、冗談が好きで、以下ちょっと恥ずかしいので略。

 それが表面的にどこでどう屈折しているかというと、ひとつは人の悪意や弱さ(劣等感とか傲慢さといった類の)に遭遇したとき。(そういうのに対して無邪気に正面からものを言ってはいけない、相手を怒らせてしまう)と経験的に学んでしまったので、できるだけ刺激しないようにしつつ、可能な限りで意見を相手に合わせながら戦略的撤退。
 もう一つは、一般に思いやりとか優しさと言われるような感情を自分が抱いたとき。(そのまま表現するのが必ずしも相手のためにならない)とか、(たとえ無意識にではあれ自分のために優しい言葉を伝えるようなことは避けたい)という慎重さが働く。
 その大きく2つの配慮から、ふだんからやや抑制的な、はにかみがちな人になってしまった感がある。あ、はにかみがちなのは昔からかな。
 まあ悪いところ(ごく小さい頃の子供ならではの傍若無人さとか)も直ってきたから、こういう変化もネガティブには受け止めてはいない、というか、大人になるってこういうことなんだろうけど。でも子供の弱さに対しては細やかに配慮しなければいけないから大変だ。