事実と後悔
私に対してひどいことをし続けていた人に、ある単純な過去の事実を告げれば、
そいつは永くそのことで苦しむだろうことは想像にかたくない。
そして、けっこう知らせたくもある。自分で意外だが。
しかしもう関わりたくないな。彼はただでさえ虚栄心が強いから、傷ついたそいつからどういう攻撃に遭うかわからないし。
告げて私自身があとで後悔したくもない。いい気味だと思う反面、かわいそうだともちょっとは思うし。
誰であっても、行いはすべて歴史的事実として永久に残る。人に知られようと知られまいと。
私まで同じ次元におちる必要はない。まあ、告げたとしても全然同じ次元ではないけど。それにしても、腹がたつからといって私が自分をおとしめる必要はない。