小池民男さんが


 亡くなった。食道癌だったらしい。

 絵門ゆう子さんといい、どうしてこう。

 共通点は、お二人とも死を正面から見つめた、見つめざるを得なかったことだろうか。しかし小池さんがそのような状態で書かれていたとは今日まで知らなかった。

 亡くなる前に教わったことは私にとって重要なことだった。共感もした。ブログにそのうち書こうと思っていたらその前に亡くなってしまった。私にとっては突然で、あっけなく、どうしてといぶかしく感じる。絵門さんについてもいまだにそう思う。


 時の墓碑銘(エピタフ)、本になるといいなあ。
ならなければ図書館でコピーしよう。


 感傷めいたことを書くのはだいぶ控えるようになったけれど、それでも感謝を込めて書いておきたくなった。