無題


左近の日記 あちこちのブログやらを読んでいてときどき思うんだけど

 の続きみたいなもの。


 じつはその逆に、ひどい人もいる。
 シンプルに対話を試みても逆上する。そうして、自分自身にこそあてはまる呪詛を激怒と共に吐きかけてくる。そういう人が何人かいた(もちろん共通理解に至った人もいた。感謝しているし尊敬している)。どうしたもんかと思う。

 軽蔑してすませればいいんだろうけど、私はそれはしたくない。その軽蔑と無関心こそが間違いの元だと思う。


 私のふだんの考えとしては、悪い「人間」なんていない、誤った考え方にたまたま現在陥っている人がいるだけだ、と信じているし信じたい。


 だけど、感覚的には、どうしようもない人はたぶんいるんだと思う。境遇のせいではなく。


 毒麦のエピソードを思い出す。誰が「悪人」かは自分が判断することではない、だから最終的には肩をすくめてみせそこから立ち去るしかない。

 http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20041027/p4のことをずっと憶えている。最近とみに実感するんだけど、私はほんとだめな人間だと思う。あんまり公に言明して同情をかおうとするようなことでもないんだけど、一応言っておくと自分のことはそう思っている。
 だけど、そのダメさを(人に言わなくても)自分がかみしめて、きちんとうなだれ……ってその先はここで書くことでもないか。


 自分は自分で今するべき事をしていくしかないし、それでいいと思っている。「今するべき事は何か」を考えることも、たぶんするべき事なんだけど、そのロールモデルとしてたいへんありがたい。などと堅苦しく書くと少しずれる。敬愛している。というのが、


"素晴らしい文章(や写真)と出会えてほんとに幸せだなあと思う。つくづくそう思う。

 人間的にも心から敬愛する方々の存在を多く知った。(ってなんか日本語がおかしいな)

 そういう方々のページを閲覧できるのがうれしいけれど、たとえ閲覧できなくなっても、そういう方たちが確かにいるということを思うだけでうれしい。

 で書いたこと。


 昨日だったか、以下のページを読んだ。
息子から見た内村鑑三

このような先人がおられるのだから、私もどうにか戦える。まだ力が出る。こう感じるのです。

 このかたに大いに共感するし、この方(「一粒のぶどう」の管理人)の存在もまた大きな力になっている。


 最近、あまり興味の持てないような話題ばかりで読み手を退屈させてるかも。ごめんなさいね。むかし昔、はてなで開設する前はもっと笑いばかり書いてたんだけどさ。