有島武郎の


 『小さき者たちへ小さき者へ』読んだ。


 深夜の沈黙は私を厳粛にする。


 後でリンクなど。もう少し書きたい。


追記

 ショーなんぞに招待するより、新成人は

有島武郎 小さき者へ
http://aozora.gr.jp/cards/000025/files/206_20463.html

 これ読んだ方がいいと思う。その晩の飲みはたぶんにぎやかにはならないと思うけど。

 おっかなびっくり催し物で歓待して無事にお帰りいただこうとするより、大人扱いするのがいい。


 しかし、有島のプロフィール、


1923年6月9日、人妻の波多野秋子と軽井沢の別荘浄月庵にて情死

 これは重い。『聖書』の権威(短くていい文です)などを書いた彼の最期がそれ、という。

 ただ、そのような人が珠玉の文をいくつも残し、人生の大部分を支えられたということは逆に誇るに足るとはいえる。いえるが。

 陰であれ表立ってであれ、非難をされる前から弁明をする必要はないけど、自分の中で見つめてきちんと消化したい。むろん、合理化して片を付ける問題ではない。