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精神的疾患に苦しむある人の日記を久しぶりに読んだ。
「ラインホールド・ニーバーの祈り」を思い出す。
http://www.pauline.or.jp/oinori/rein2.html
一人一人に対して私のできることはほんとうにわずかしかない。そのことは充分学んだ、大きな代価を何度か払って。
にもかかわらず、依然、私にもできることがある。ほんの少しはある。
ただ……最近問題になっているある教団のように、エロスのやみくもな肯定という行き方も短期的には(そして、あるいは長期的にも一見)一つの救いのように見えることを思い出して暗澹とした。
そうした現実に対しても私ができることはほんのわずか。そのことも充分学んだ。
そこから始める。